毎日が愛おしくなるように
大切なあなたへ
今週は月曜日が忙しく、ついにこの手紙も金曜日のお届けとなってしまいました。
気づいたらもうすぐ12月も半月が過ぎようとしていて、仕事でも年明けのスケジュールのことを話すようになってきました。
矢継ぎ早に過ぎる日々ですが、確実に少しずつ充実感も感じ始めています。
もともと自分は仕事が好きなわけではないのですが、たくさんの量の仕事をこなすような忙しい日々の中で、発見したことがあります。
特に私にとっては、事務作業のようなことが好きなわけではなく、内容の充実度が深まることに意味を見出す傾向があるということです。それが短時間労働であろうと長時間労働であろうと時間は問題外で、内容の深さに納得感や充実感、やりがいを見出しているようです。
仕事に限らずではありますが、毎日を忙しくとも楽しく過ごすにはその「深さ」というものが自分にとっては大事なのです。
深さにもいろいろあります。思考の巡らせ方が深いのか、技法が細やかで深いのか、話の技術が深くて面白いのか、さまざまですが、どの点においても深い・熟していると感じるものには、一律センサーが働いて、好ましくなる傾向があります。
とすれば、毎日の生活が愛おしくなるには、この「深さ」を重視するということがポイントになるということです。
深さは知ったかぶりをすることではないし、偏ってこだわり過ぎることでもない。
さまざまなことを見聞きし、自分の意見を持つことだったり、真摯に対象に向き合うということなのだと自分の中では定義づけます。それさえあれば、日々をフレッシュな気持ちで過ごせそうな気がします。
1年の振り返りをするこのシーズン、深く自分と向き合いたいと思う今日この頃でした。
またお手紙を書きますね。
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