納得できる一歩を選ぶ
大切なあなたへ
こんにちは。 今週もこうして手紙を読んでくださってありがとうございます。
最近、「自分に集中する」ということの意味を、あらためて感じています。
誰かと比べたり、世の中のスピードに焦ったりすると、 つい外側の評価や結果に目が向いてしまいますよね。 でも本当に必要なのは、自分の内側にちゃんと目を向けること。
羽生善治さんの『決断力』という本の中に、こんな一節があります。
「決断というのは、最善手ではなく『納得できる一手』を選ぶこと」
この言葉に、わたしはとても安心したことを覚えています。 最善や正解を探し続けるのではなく、 自分が選んだ道に納得して進んでいけるかどうか。 それこそが、本当の「決断力」なのだと。
同じように、毎日の中で「自分に集中する」ということも、 周りにどう見られるかよりも、 自分が心地よく、自分に嘘をつかずにいられるかを選ぶことなんだと思います。
朝の静かな時間にノートを開いたり、 他人のタイミングに流されず、返信をゆっくりにしてみたり。 小さな「自分を選ぶ行動」を積み重ねていくと、 だんだんと、自分の軸が強くなっていく気がします。
焦らず、比べず、 自分が納得できる選択をひとつずつ。
今週も、あなたの内側にある「静かな力」を信じて過ごせますように。
またお手紙書きますね。
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