議論ではなく、対話という選択
大切なあなたへ
だいぶ新緑のシーズンになってきました。お元気ですか?
最近SNSの普及も相まって、「ちゃんと伝えなきゃ」「意見をはっきり言わなきゃ」 そんな空気を感じることが増えてきました。
でも正直、そういうやりとりにちょっと疲れてしまうこともあります。 相手を説得しようとしたり、わかってもらおうと頑張りすぎたり。 なんだか、心がすり減ってしまうことってありませんか?
ここでちょっと、「議論」と「対話」の違いについて考えてみました。
議論は、どちらが正しいかをはっきりさせるためのもの。 意見をぶつけ合って、決着をつけるためのやりとりです。一方で、対話は、正解を出すためのものではありません。 ただ静かに耳を傾け合い、違いを受け入れていくプロセス。 そこに“勝ち負け”はなくて、“気づき”や“やわらかいつながり”が生まれていくものです。
私自身、最近は「議論しないこと」を自分に許すようになってきました。
すべてを説明しなくてもいいし、 すべてを理解し合えなくても、それで大丈夫。
ちょっと距離をとったり、笑って流したり、 言葉にしない優しさで関わる日があってもいいんだと思います。
急がなくていい。 答えが出なくても、ちゃんと前には進んでる。 そんなふうに、心の中にゆとりができたら嬉しいなって思っています。
相変わらず、マイペースにいきましょう。またお手紙書きますね。
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