素のままで生きる
大切なあなたへ
年度末の今日、いろんなものに別れを告げて、明日からまた新しいスタートを切ろうと気持ちが少し高揚しているかもしれませんし、何も変化がないように感じられることで気後れを感じたりとさまざまな気持ちが錯綜していると思います。
私も特別に変化することはありませんし、何かに改めて力を入れるとか、そういう気持ちも正直ありません。毎日のルーティンになりつつ、図書館への散歩と徘徊をそのまま楽しんでいる状況です。
考えてもみれば、毎日好きなものに触れて、誰かに手紙を書きつつ、いろんなことを思考したりものづくりに没頭できる日々に感謝しかないなと改めて思います。
インターネットを開けば、誰かがトレンドや自己主張、正しさとは何か、そのままでいいんだよというメッセージだったり、いろんな情報とそれに紐づく主義主張が絶え間なく流れています。
刺激をもらいながらも反省したり、情報は目まぐるしく自分の中を駆け巡る。でもだからといって情報を全く遮断して生きるのも無理がある話ですし、情報を取り入れすぎて中毒になるのも不健康のように感じます。
情報に振り回され続けながら素のままで生きることを忘れている現代人の私たちが、唯一心がホッとするのはそんな世界をまるっと「まあ、いいか」と捉えることなんじゃないかなと思います。
何かを正しい扱いすれば何かが悪者になるし、何かを悪者扱いしたら自分が正しいかのような錯覚を起こす。全ては絶妙に入り混じっているのに、潔癖症になっているのはそういった自分の区別だったり思い癖なのだと思います。
だからやっぱり、どんなに楽しいことが起きても、どんなに悲しいことが起きても
「まあ、いっか〜」と言ってられることが最大幸福な気がします。
ジリジリとする思いに囚われていると気付いた時には「まあいっか〜」と呟いてみましょ。自然と何とかなりますよ、きっと。確証はないけど、それもまあいっか、なのです。笑
またお手紙書きますね。
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