本当の自分でいるために助け合う相手
大切なあなたへ
段々と暑さが増してきて、夏らしくなってきましたね。(梅雨は何処へ?)暑い時は暑い時で熱中症や体温調節ができずにバテてしまうなどの危険性がありますので、どうぞご自愛くださいね。
さて、私は最近よくパートナーシップについて考えています。それは男女だけではなく、性別を超えたパートナーシップもです。家族や一緒に経営をサポートする仲間、そういうことも含まれるかもしれません。
「ソウルメイト」というものが、男女や恋愛に限らずあるとするならば、それはとても頷けることだなあと思うのですね。
例えば、私で言えば師弟関係です。茶道での先生と私の関係というのは、とても特筆し難い不思議な関係です。
先生は私が自分らしくあるために、自分を鏡にして映し出してくれる大切な存在です。いいところも悪いところもそのまま見せてくれる。私が行きたい方向を、じっとそこにいることで照らしてくれている存在です。先生が偉いからとか全部言うことを聞かなくてはと言う感じはなくて、常にそのままの私を照らしてくれる存在なのです。
とすると、パートナーシップで大切なことというのは常にいつも「自分」なのだということが見えてきます。先生に求めたところで、先生は何も返してくれません。だから私が自分を愛し、自分が楽で心地の良い状態でいることが、先生との関係も良好にしてくれるのです。
これはきっと男女関係でも一緒だと思います。自分のことを自分で下げた瞬間に、相手に委ねて依存することになったり、逆に相手を見下げて自分の価値を証明しようとし出すということなんだと思うのです。パートナーシップが良好にいかないのは、まず自分が自分のことをそのままで価値があると許せていないことに発端があるのかなと思います。
過去、自分の恋愛を鑑みても本当にその通りです。
自分の自分へのネガティブな思い込み、いやもはや執着とまでなってしまっている自分像を手放し、「自分はいつでも大丈夫」「そのままで完璧だ」とゆるやかに自分らしくある時、初めてそんな自分が好きだ!という思いをさらに反映して増幅するような相手が人生に現れるのではないかなと思います。
そしてそれは、性別や役割を超え、さまざまな形で現れるのだと思います。だからパートナーシップ=男女と執着しすぎずに、いろんなところに目を向けると違う豊かさが自分の人生に訪れていることに気づくのかもしれませんね。
暑いですが、休憩しつつ、ゆるりと行きましょう。
ではまたお手紙書きますね。
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