あれでもない、これでもない私。

自信とはつけるものなのか
日日hibi 2024.04.19
誰でも

大切なあなたへ

今日は金曜日でした。どんな日、どんな一週間でしたか?

このメルマガ、毎日送るのはちょっと鬱陶しいかなと思いつつ、読んでくださる方が増えると嬉しくてつい書いてしまいます。更新頻度を絞ろうか考えたけれど、私が書けるときに書いて、お好きなタイミングで読んでいただくでいいかなと思い始めました。笑

今回はせっかくなので、登録をしてくださった方限定で書いてみようと思います。

私は大学生くらいまで、自分のキャラを演じるというのに必死になっていました。どうしても自分に自信が持てなくて、架空のキャラクターを演じるようにしていたんです。時には一匹狼の少女のように、時にはおせっかいおばちゃんのように、時には感受性の高い美術学生のように。

自分の中で、キャラクターが定まらなくて、だからずっと心が揺れていました。恋人にはありのままの自分を受け入れてもらえるかと思ったけど、もちろん相手はそんなの知る由もなしだから、付き合う前と付き合った後の変化にびっくりされることが多かったです。

こんなに泣き虫で甘えん坊な人だっけ?こんなにメンヘラっぽかったんだっけ?みたいな。笑

もちろん、30代になった今はもうそんなことはほぼなくなり、メンヘラお付き合いみたいなのもなくなって、だいぶスッキリとした人間関係が増えてきました。でも、それだけ自分というものがわからないという時期が長かったんですね。

そしてここ2〜3年、20代の子と一緒に働く機会が増えて、ふと昔の自分が蘇る瞬間がありました。自信がない、だから威勢を張る、でも根っこでは攻撃したいわけじゃないから、つい泣きながら怒るような表現になってしまう。自分の気持ちがわからなくなってくる。まるで昔の自分。

だから今の自分に自信があるか?と言われると、そんなことは全然なくて。むしろ自信なんか永遠に持てないんじゃないかと思っているくらいです。

じゃあ、今の自分が昔と違うのはなんなのかというと、それは「私は、私の好きなことや嫌いなこと、得意なことや不得意なことがわかる」そんな程度なんですけど、そういうことが前よりも明確になっているということなんだと思います。

自信というのはつけるものなのか、それとも沸々と自然発生的に湧いてくるものなのか。どうなんでしょうね。

でも「あれでもない、これでもない」と自分を試していることだって、全然素敵なことだと思います。自信がない=悪でカッコ悪いみたいな思いを捨ててしまえば、「自信はないけどやってみる!」と踏み出せることもあるのかもしれません。

またまた夜更かしモードで長くなってしまいました。

また、好きなタイミングでお手紙を書きますね。おやすみなさい。

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