自分の存在に自信を持つ

ただそこにいるということ
hibi 2025.08.25
誰でも

大切なあなたへ

バンクーバーに来て2週間が経ちました。

本当にあっという間の出来事で、もうすぐ終わってしまうのではないかとちょっと焦る気持ちもありつつ、毎日とても貴重な経験をしているなと思います。

最初は言葉が通じないことで、疎外された気持ちになるんじゃないかと思っていましたが、そんなことは微塵も思う時間がありません。

むしろ東京にいた頃の方が、くっきりと線が区切られていて、孤独を感じていたんじゃないかと思うくらい(そんなことはないのですが)、自立・独立と愛や応援という感覚を感じています。

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この感覚の一番の理由は、Airbnbのホストのお母さんの影響がとても強いです。

毎日のメールのやり取りやランドリースペースでの何気ない会話が、とても優しくて面白くて、そしていつも応援してくれている気持ちが温かくて。

日本人は表現下手だからでしょうか。こんなにもダイレクトに感情をもらえる経験がなかったからでしょうか。完璧に英語がわからなくても、伝えたいことや気持ちが素直に伝わってくるから、思わず泣いてしまいそうになるくらい、胸がいっぱいになります。

ホストママ(略称)も、この土地で生きている人たちからも、この土地の環境からも、すべては「ただありのままでいよう」と、「その大きな流れを受け止めていよう」と、そんなことを感じます。

理解できないことや受け入れ難いことももちろんあるけど、シンプルにいいなと思える自分の自信とその心を尊重しようと伝えられているような気がします。

「きっとどこかに自分が居心地良くいられる場所があるはず」、そう思って移民を目指してきた人の純粋な思いと、それを受け止めることをよしとしたカナダの歴史がこういうカルチャーを作ったのかもしれません。

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自分のありのままをよしとして、だからこそ他の人のありのままもいいなと思える、そういう自分でいたいと思っています。

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