小さな頃の自分に蓋をしてませんか?
大切なあなたへ
ジメジメとした気候が続いていますが、どうぞクーラーで体を冷やしすぎたと思ったら、温かいもので体調を整えてみられてくださいね。
突然ですが、あなたは小さな頃に思い描いたことを覚えていますか?
学校の作文で必ずあったお題が「将来なりたい職業」。私は、「お花やさんとラジオのDJ」でした。不思議なことに、今でもそれを目指している節があるから本当に馬鹿にできないものです。
学生時代、私は絵を描いたり詩を描いたり、音楽を聴いたり歌ったりが好きな子供でした。小さな頃は当たり前のようにやりたいことを自分でやることに躊躇がなかったのに、徐々に社会に適応しようと自分を別物のように仕立てる行為が当たり前になりました。
この職業だとお金に困らないとか、この職業はカッコ悪いとか、そんなことばかりで人生の一部を費やしてしまいました。(とはいえ、やりたいことでもあったから後悔はありません)
ただ、ここへ来て、自分の人生をもう一度やり直すとしたらどうしたいか?を考えたら、小さな頃にヒントがあることに気づきました。損得や周りの評価などが関係のない純粋な自分に還っていくことが何よりも大切だと気づいたのです。それは本当に自分の大切なものを示しているし、純粋な自分の心そのものなんです。
才能とは、他者に「才能」と認められたから才能なんでしょうか?
この世に唯一無二の存在として生まれていつかは死んでいく運命なら、まずは何よりも自分がその存在を認めることが始まりで、そこから自分の純粋な思いに気づき、忠実に自分を生きる道を歩み、出来上がったその道を他者が「才能」と呼んだということなのではないかと思います。
どうか、小さな頃の純粋な自分に蓋をすることなく、唯一無二として生まれたその宿命と、自分の純粋な思いを思い出してみてください。きっとそこには「才能」と呼ばれる源泉があるはずです。
また、お手紙を書きますね。素敵な祝日をお過ごしください。
すでに登録済みの方は こちら